皆それぞれで何を持って
『自分は成長した』と
言えるのかはなんとも言えないのだけど
以前、僕が書いた記事の中で
『テクノロジーが発展して便利になればなるほど
人は時間にゆとりが生まれ
その時間をどこに使うべきかを考え始める。』
という内容を書いた事がある
『新しく出来た時間』
をどう使うかは
その人の性格や性質次第で
『休息』の時間に使う人もいれば
『思考』の時間に使う人もいる
便利すぎる環境=日本
と言うのであれば
便利過ぎる環境が
人の性格や性質によって
「成長を加速させる場合もある」し
「後退させてしまう恐れがある」
という事。
クリエイターとして
またはひとりの人間として
インテリジェンスの問題を考えた場合
『僕は今、自分の成長速度というのは
こんなにも便利になった環境の中で
どうなんだろう?』
と少しの疑問を問いかけながら
富野由悠季監督がとあるインタビューで発言していた
『知の愚名っていうところにますます陥っていく』
という言葉を思い出した。
インテリジェンスという観点から考えた場合
スマホを持ち歩いて利口になった人はどれだけいるのか
という感じの話。
今の便利な環境を
『便利になったね〜』と
何も考えずにやり過ごす事より
『不安』や『恐怖』という感情は
少なからず持っていた方が良いのかなと思えた。
だから自身で火を起こしてみたり
植物を育ててみたり
自身が出来る事の可能性を探ってみたりするのかなぁ
なんて思ったそんな夜でした。