お客様の気持ちを考える

2023.5.19

今日の打ち合わせで大きい案件の見積りが通った。

友人がVIを務めてるだけに是が非でも
受けたい案件だったので
テンションが上がってしまい
渋谷にある西村フルーツパーラーでパフェを注文してしまった。

早速、制作スケジュールを微調整をしているのだが
独立したばかりの頃をふと思い出した。

当時、お客様からスケジュールを出して欲しいと
依頼があって持って行ったのだが

「親切じゃないなぁ~
やっぱりあなたも他の制作会社と同じかな?」

と言われた事がある。

どんなスケジュールを持って行ったのかというと

制作会社時代のノリで
作業タスクを50個出して期限を切った
スケジュールを出したのだ。


制作会社の常識としてはこれはあたり前
スケジュール管理やリスク管理の為だし
何よりタスクを細分化しないと見積りが見えてこない。


でもそれはあくまで制作会社だけの常識。

良く良く考えてみると
一般的な目線からすればこの資料は
把握するのに時間はかかるし専門用語多い、
勉強しないとようわからん資料だ。


見ていても眠くなるし
テンションがまったく上がらん。

そもそもコーディングってなんなのよ?

マイルストーンって?

デザインFIXって何?

知らない人からしてみれば
何の意味も持たない紙


常にいろいろなタスクを抱えている
代表者や決裁権のある方は
把握している暇はないだろうし尚更だ。

覚える必要性もないだろう。


僕達の役目は
常にクライアント様がサービスの事だけを
考えられる環境を作る為に
存在意義があるはずなのに
逆に時間を取らせてしまっている訳だ。

時間は有限だという事を忘れてはいけない。

もちろん社内では
タスクを細分化したスケジュールは必須だが
社外ではそんなに重要ではないと思う。

タスク項目も多くても10項目くらいで
まとめるのが良いだろう。


いつ出来るのかがしっかり書いてあるスケジュールと
必要なら補足で細分化したスケジュールを提出すれば良いと思う。
(興味のある人は見てねという感じで。)
クライアント様の仕事の進め方や環境に合わせる事
が大事だと思う。


いちいち細かいスケジュールだして

「何項目の何列目のタスクの期限が
過ぎてるので僕はできませんよ。
書いてありますよねぇ?」

なんていう冷たい仕事をしていたら

信頼関係なんて生まれる訳がない。

「できません!」

ではなく

「目的を達成する為にどうしたら良いか?」

を一緒に考えなくてはいけない。


僕は一緒に仕事をしたのなら

一生付き合って行きたいと思っているので

僕から歩みよらなければいけないのだ。


これは僕の妄想だが
僕の子供とお客様の子供が
親子2代3代に渡って一緒に仕事をしていたら
おもしろいなぁ~なんて思ったりしています。


ただ、僕も人の子なので
あまりにも非常識で悪質な場合は
徹底的にやるかやんわり切りますけどね(笑)



原田慎吾 想いつなぐデザイン株式会社

原田慎吾(shingo harada) / designer / Videographer

想いつなぐデザイン株式会社 代表取締役。
主に飲食業界、その他多岐に渡る業態のアートディレクションを提供・ブランディングに関わる事をメインに活動しています。

■■YOUTUBE■■
https://www.youtube.com/@shingoharada
■■COMPANY■■
http://www.omoitsunagu.design

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